AGA治療薬の副作用「ED・リビドー低下(精力減退)・精子障害」について真相を暴く

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AGA治療薬の代表格といえばプロペシアとミノキシジルです。治療薬と呼ばれているわけなので医薬品なのですが、このAGA治療薬が医薬品として日本で扱われている理由は「副作用」にあります。

AGA治療薬に限らず、医薬品と認定されている薬は副作用や服用後のリスクがあることから、医師の指導のもとで服用しなければならいないんです。そういった理由から、AGA治療薬は病院や医療機関でしか処方されないようになっています。

AGA治療薬(プロペシアとミノキシジル)について詳しい内容はAGA治療薬について~AGA治療薬は大きく別けて2種類!!で詳しく解説しています。

今回はそんなAGA治療薬の副作用について紹介しましょう。中でもプロペシア(フィナステリド)の副作用として代表的なED(インポテンツ)とリビドー低下(精力減退)にスポットをあてて掘り下げていきたいと思います。

プロペシア(フィナステリド)の副作用

一言に副作用と言っても様々な症状があります。一般の市販薬でも人によっては服用後に気分が悪くなったり、頭痛が起きたりなど軽い副作用症状が現れることだってあります。

副作用が現れるか否かは個人差がありますし、どのような副作用症状が現れるかも人によって違うんです。

以下はMSD株式会社のプロペシア主要文献で記載されてあるプロペシア服用後に副作用として現れた症状のリストです。

皮膚系 瘙痒症、発疹、血管浮腫
生殖器 睾丸痛、男性不妊症、精液トラブル、リビドー減退、勃起不全、射精障害
肝臓 肝臓数値の上昇
全体 乳房圧痛・肥大、抑うつ症状、めまい

ざっと見るだけで色々な症状があります。中でも注目なのが生殖器に対する副作用です。男としてAGA治療薬で薄毛が治るのは嬉しいことですが、治ると同時にEDや精力減退・不妊症といった問題が発生する場合があるんです。

プロペシアの副作用は約3~4%とされています。

100人飲めば3~4人は何らかの副作用症状が現れるということです。

そして、この副作用の中で1番多く現れているのが生殖器に対する症状なんです。

  • 生殖器の副作用 2.5%
  • その他の副作用 1.5%

副作用の半数以上は生殖器にまつわる症状というんだから驚きです。

副作用率3~4%というのは他の医薬品に比べると副作用が現れる確率は低い方ですが、万が一副作用が現れた際の症状が重いというのが他の医薬品と違うところです。

例えば、ED治療薬であるバイアグラは副作用率が90%以上です。

この数字を見れば飲めた薬じゃない!と思いますが、その副作用はほてりや目の充血といった軽い症状なので、お酒を飲んだ時の症状程度のものなんです。

一言に副作用の確率と言ってもその症状次第ではリスクが大きく異なってくるんです。

プロペシアの副作用で生殖機能が衰える原因

プロペシアが薄毛に対して有効な医薬品なのは、薄毛の要因となる5αリダクターゼを阻害していくれるからです。

薄毛になる直接的な原因はジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの1種。このDHTが血液に乗って毛根周辺で増えてしまうから、抜け毛が増えて、髪が育たない環境になってしまうんです。

そして、このDHTを作り出しているのが5αリダクターゼなんです。

プロペシアが薄毛に効く理由についてはコチラのページで解説しています。

簡単に言うと、男性ホルモンの1種であるテストステロンと5αリダクターゼがコンビを組むことで、ジヒドロテストステロン(DHT)が誕生してしまうんです。

さて、ここまでがプロペシアが薄毛に効果メカニズムです。

何となくですが、副作用として生殖機能に問題が発生する理由が想像つくかと思います。

プロペシアは精力や勃起に重要とされている男性ホルモン阻害しているわけですから。

ここで男性ホルモンとED・精力減退・精子障害について軽く紹介したいと思います。

男に性欲が湧いたり、強い性的な興奮が高まる理由は男性ホルモンがあるです。また、勃起の強さというのは性的興奮(精力)に比例しており、精力低下すれば、勃起も低下し、ED(勃起障害)になりうるわけです。

脳で作られただけの精力はまだまだ弱々しいもので、これに男性ホルモンを絡めていくことで、その精力はどんどんと膨れ上がっていきます。

男の精力(性欲・興奮)の仕組み | 夜な夜な薬局

つまり、男性ホルモンの量が低下してしまうと、精力減退になるのは当然で、その結果、EDになってしまうのは必然ということです。

また、男性ホルモンが弱まると、睾丸が萎縮してしまうみたいです。

睾丸は御存知の通り「精子の製造工場」です。その工場が萎縮してしまう=製造の仕事が上手くできないということになります。

そうなると精子を作る量は減ってしまいますし、出来上がった精子の質も下がるというわけです。

プロペシアの飲むということは男性ホルモンを意図的に操作するということでもあるので、副作用としてこういった生殖機能のトラブルが起こるのは当然といえば当然なんです。

また、筑波大学の研究によるとジヒドロテストステロン(DHT)は男性ホルモンの中でも強力な力を持っているホルモン物質ということがわかっているそうです。その力はテストステロンの3~5倍ということが報告されています。

1番男性ホルモンとして力が強いホルモン物質がプロペシアを服用することで阻害されるわけですから、男性ホルモンが司っている生殖機能に問題が起こりやすいというのは誰が聞いても想像つくことです。

「薄毛を誘発させる能力&男性ホルモンとしての力は数倍」であるDHTを放置するか阻害するかという何ともモドカシイ選択だと言えますね。

未婚&子無し男にはプロペシアは高リスク!

プロペシアの副作用を踏まえると未婚で子無しのAGA男にはリスクが高過ぎると思いませんか?

だって、薄毛を治す変わりに生殖機能を奪われるわけですから。

まぁ、絶対に副作用がでるわけではなのですが、ハッキリ言ってギャンブルとして成り立っていない感もあると思います。

別に「もう結婚していて子供もいるし、今後作るつもりもない」なんていう男の人にとって大きな問題ではないでしょうが、子供も作りたくてまだ結婚していない人にとっては死活問題です。

だって、精力減退やED、精子障害といったリスクが3~4%潜んでいるわけですから。

薄毛を治して婚活→結婚というプランを考えている人や、薄毛だから女性に相手してもらえないというコンプレックスの中でプロペシアに手を伸ばしたりする人は少なからずいると思います。

もちろん、薄毛よりフサフサの方がルックスは良いので、女性に好かれる可能性も高くなります。しかし、そのフサフサを手に入れる為に結婚後の性生活や妊活を担保に入れるというのは、ロシアンルーレットばりのギャンブルのように感じますね。

そもそも、プロペシアによって生殖機能にトラブルが発生した場合、それは一生付き合っていかないと行けない疾患なのか?それとも、プロペシアの服用をやめれば症状は回復するのか?というのは1つの疑問だと思います。

プロペシアの副作用と服用停止について紹介していきたいと思いいます。

プロペシアの副作用による生殖機能の衰えは回復するのか?後遺症になるのか?

プロペシアが男の生殖機能にトラブルを引き起こすことは理解できたと思います。

では、その副作用に因る生殖機能の症状はプロペシアの服用をストップすれば回復に向かうのか?それとも後遺症として一生付き合っていかなければならないのか?気になるポイントかと思います。

そもそも服用ストップで元に戻るのであれば、それほどリスクと感じる人も少ないと思います。

ちなみに、プロペシアで薄毛が改善した人はたくさんいますが、改善した後に服用をやめるとまたAGAが進行することは有名な話です。この理屈でいくと、副作用も服用をやめると回復ということになりますね。

それでは詳しく調査してみたので解説していきたいと思います。

プロペシアの副作用に関しては、アメリカの食品や薬品を取り扱う政府機関であるFDAの報告だと「プロペシアによる生殖機能への副作用は421例あって、服用をストップした後も症状が継続した例が59例あった」とのこと。

確率で言うとプロペシアを服用してED・精力減退・精子障害が起こった男性が服用をやめた場合でも約15%の人は回復しなかったということです。

つまり、生殖機能に副作用が現れた10人に1~2人は後遺症になっているということです。

約85%の人は服用をやめれば回復するわけなので、ほぼ大丈夫!と思えるかもしれませんが、少なからず後遺症としてED・精力減退・精子障害などを一生付き合っていかなければならない人もいるんです。

数字的に見ればほぼ安心できますが、その85%に入れなかった場合はとんでもない問題だと管理人は思います。

かなりリスクが高いかと。

プロペシアによる副作用の問題は日本ではあまり賑わっていませんが、開発した国のアメリカではAGA治療薬と副作用・後遺症の問題はかなり問題視されていることを知っていましたか?

アメリカではプロペシアによる後遺症のことをポストフィナステリド症候群(PFS)といって、副作用や後遺症で悩まされている人に病名まで付いているんです。さらに、驚くことにポストフィナステリド症候群財団という団体も結成され活動ししています。

ポストフィナステリド症候群財団(The post-finasteride syndrome foundation)

医療関係者が作った団体で、プロペシアによる後遺症を研究し、治療方法を模索することを目的としているそうです。公的でかなり大きな団体なだけに、プロペシアの後遺症の問題が小さなことではないと思えるほどです。

ちなみに、プロペシアだけじゃなくエフペシアなどのフィナステリドが配合されたAGA治療薬に対する副作用と後遺症に対して研究や治療法開発をしているみたいです。

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