ドラマ3期&映画公開の人気医療ドラマ『コード・ブルー』

『コード・ブルー』の簡単なあらすじ

翔陽大学附属北部病院救命救急センターを舞台に、フライトドクターを目指す若きフェローたちの成長を描いた医療系ヒューマンドラマ。幼い頃に母親を亡くし父と生別した藍沢耕作は、祖母に育てられる。

優秀で冷静沈着なため、脳外科からは将来を有望視されている。フェローの中でいち早くフライトを経験したのは藍沢だ。白石恵は、医師である父が医療から離れて各地に講演してまわっていることが許せず反発している。

真面目で自己主張が出来ず、専門は救急医学ながらも頭角を表せない。緋山美帆子は、優秀だが、プライドが高く負けず嫌い。反面、情にもろいところがある。はじめて担当した脳死判定で情のもろさがあだとなり患者から訴訟を起こされる。藤川一男は、持病の喘息を隠しており、他のフェローたちより医師の才能がないとひけめに感じている。

誰よりも強くフライトを望みながらなかなか叶うことがなかった。やっとのことで、フライトにこぎつけるが、発作を起こして隠していた持病がばれて問題となる。前途多難な4人だが、互いに励まし合いながら切磋琢磨して一人前のフライトドクターとなる。

2018年7月に劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-が公開されてています。

参考:映画『劇場版コード・ブルー』の感想。10年の集大成からなる普遍のメッセージ。変わったものと、変わらないものは何か?

『コード・ブルー』の感想と評価(ネタバレ注意)

救命医療の最前線

毎回、医療のプロが監修していることから、医療活動が臨場感あふれた内容となっている。

医療関係への就職を目指している人やそうでない人も、救命医療の最前線を知ることが出来る。

個性豊かなキャストたち

救命救急センターに集められた医師や看護婦たちは、緊急で担ぎ込まれて来る急患の状態を瞬時で見極めて適切な処置を行うことが求められている。皆が優秀なのだが、優秀な故にプライドが高く、自分の診断に自信を持っている医師が多い。

それは、新人であっても同じこと。ェローの身ながら、中には鼻っぱしが強い者もいる。藍沢のように、上司を手こずらせない完ぺきな実力を持った者もいれば、性格が災いとなり、トラブルを引き起こす緋山や藤川のような者もいる。

上司たちも、一筋縄ではいかない人たちばかりだ。狭い空間で、個性がぶつかり合う人間模様は物語の重要な要素となっている。

くり広げられる人間模様

4人の成長が見どころ。ストレートに何事もなくフライトドクターになれると思ったら大間違い。個性豊かである故に色々な難題が立ちはだかる。困難に直面する度、時にはぶつかり合い、時には互いを励まし合う。

1人では体験出来ない、仲間がいるからこそ味わえる体験。教育担当の上司たちは、きびしくて容赦がない。本当に大変にならないと手助けしてくれない。4人の中でも、特に、白石は、リーダーとしての責務を背負うことになる。フェローの頃、上司の黒田が、右腕を切断するという大事故を招き一度は辞めようと思ったが、皆の励ましで立ち直った。それで、今度は、挫折した後輩を励まして立ち直らせたり、トロント行きを迷っていた藍沢の背中を押すまでに成長。

緋山は、訴訟や事故に遭い手術を受けたことにより、ブランクや体調の心配があって3人と共に正式なフライトドクターとして認められず、いったんは、他の病院に移っていた。救命救急センターに戻って来た時は、新たな気持ちでスタートを切った。藤川は、一目惚れしたナースの冴島にアタックするが相手にされない。そんな中、冴島の恋人の田沢が緊急搬送されて来る。

冴島は、その時初めて、田沢が難病だと知り接した方に迷う。結局、田沢は亡くなってしまう。ぽっかりと空いた冴島の心を温かく包み込んだのは、一人前のフライトドクターに成長して、冴島を見守って来た藤川だった。

2人は恋仲となるが、冴島があやまって流産。その後、藤川が、事故に巻き込まれて、2人の間はぎくしゃくし始める。”

『コード・ブルー』出演・キャスト評価(演技うんぬん)

優秀で冷静沈着な脳外科専門フライトドクター藍沢耕作を演じる山下智久

若手出演者たちの中で最も「コードブルー」の恩恵を受けた役者と言える。「コードブルー」がヒットしたおかげで、それまで、チャラい男を演じることが多かった山下のイメージがガラっと変わって、シリアスな役も出来る俳優として高い評価を受けることになった。

一方、真面目で自己主張が少ない救命医学専門フライトドクター白石恵を演じた新垣結衣

表現力が足りず何も演じても同じというイメージはぬぐいきれない。シリーズ化となると、出演当初は、新人だった役者に成長が見えるものだが、新垣については、成長したかと言えばそうではなく、今まで通り特に変化はない。

緋山美帆子を演じる戸田恵梨香

プライドが高く勝ち気な女性は、戸田の得意とする役柄で、緋山は優秀な産科医専門のフライトドクターの設定なのだが、戸田のキャラが出過ぎていて、知性を感じさせない。がさつなところは、そのままなのではないかと勘違いさせられる。

黒田を演じる柳葉哲郎

人間としての深みがイマイチ足りない。いつもの飄飄とした雰囲気は変わらず、右腕を切断して医師生命が絶たれた苦悩が見えて来ない。橘を演じる椎名桔平も、飄々とした雰囲気が柳葉とキャラがかぶる。

同じキャラの役者がそろうと対比する面白さがない。

藤川を演じる浅利陽介

藤川の一見、お調子者で実は繊細な面をうまく演じ分けていて、若手出演者たちの中でもっとも演技力があり安定している。

 

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